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2008年6月

2008年6月19日 (木)

真夏が来る前に

Photo

樹木が生い茂ります。

この木何の木?と聞かれそう。

黒金黐(くろがねもち)なのですね。

屋敷をぐるりと囲む生垣は、5月に入り自分の手で刈り込みました。

生垣はカシの木ですから、新緑の枝葉は以外と柔らかい。

刈り込み鋏を手にハッスルしました。

素人仕事ゆえ、曲がりくねってしまいます。それでも何とか刈りました。ほっ!

しかし、問題はクロガネモチ、高い太いよく茂る、手強い木。

元々がどんな環境にも強く、街路樹にも見かけますわね。

初冬のころ真っ赤な実をびっしりとつけます。

わが家では自然のままあるがままの樹形にしておりますが、

赤い実は、無彩色になりがちの冬景色を彩ってくれますわね。

で、どうしたの、木?

はい、例年通り、シルバー人材センターが請け負ってくれますので、

そちらへお願いしておりますから順番待ちです。

心得ある方がいらしてくださるから、綺麗になりますよ、モチの木。

うまくいけば自分でもできるかしら?と、

長い脚立を肩に担ぎ、かなり前のTVドラマ「ショムニ」の女性のように、

木の周りをウロウロウロウロ、出来る仕事人みたいな姿で回ってはみましたが、

やはり無理。太いし、高いし、枝葉の勢いにタジタジと引き下がってしまいました。

Photo_2 そんなこんなの日常ですが、

デジカメをエコ袋に入れての往来は、

額紫陽花(がくあじさい)の眺めが、とても良いのです。

天気予報によりますと、これからが梅雨本番とか。

そうそう、真夏が来る前にしておかなくてはいけないこと、他にはなかったかしら?

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2008年6月15日 (日)

赤い花

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いつだってわたしは泣きたかったんだ

そう言った 女性がいた

涙がこぼれないまま たまっている日にかぎって

赤い孔雀サボテンが咲き 空は青い

泣きたいこと 忘れてしまいそうなぐらい

 

涙目で笑ってみせた人がいた かなたの追憶

その人の涙をぬぐい去るような

赤い花が 今年も咲いた

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2008年6月13日 (金)

楚々と 花々

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庭の紫陽花一輪

ほんのりと夢色

なぜ夢色なの?

夢色紫陽花とラッピングされた鉢植えをいただいたのが、 一昨年、 

夢色を失くしてなるものかと、

その紫陽花を庭に植え替えました。 なのに昨年は花を見ることなく、

そして 今年は悲願の一輪が咲きました。控え目な一輪が。

土壌を少しだけアルカリにしたから、夢色のまま咲いてくれました。

今は花木も花も両手に包み込めるほど小柄です。

でも咲いてくれました。夢色に…

Photo_2 町のオアシスには山吹が咲いてます。

この道を右折すれば図書館が見え、

この道を真っ直ぐ進めば美術館があります。

七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞかなしき

山吹の伝説が鮮やかに浮かびます。

室町時代のこと、武将太田道灌が鷹狩りの折、にわか雨にあい、

つつましい民家の軒先で蓑を借りたいと告げたところ、

娘さんが現れ、山吹の花咲く一枝をそそっと差し出したそうですわね。

実の… と 蓑… との掛詞、

貧しい家とて蓑ひとつもありません…

後拾遺和歌集に詠まれた古歌一首とともに、今も語り継がれる物語。

わたくしが暮らすこの町の城には

江戸時代 中期のころからは、

太田道灌の子孫が藩主として居城し続けました。

江戸時代がひたひたと終焉に向かい、そして明治維新になるまで。

そうした時代の流れを思い、小道に佇みますと、

山吹の花影を、花の一枝を手にした娘さんが、

ふと通り過ぎたような幻想に捉えられ、、

花を眺めるひと時は、楚々と過ぎてゆきますのね。

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2008年6月 7日 (土)

遠い人

Photo_4 6月、父の日がありますね。

今は「とおいひと」 

遠い人への想いは飛翔したり沈み込んだり、

残された者にとり言葉にはし難いほど、心が揺れます。

4年5年と年月を経ても。

とおいひとになってしまった人は帰らない…

帰ってこなくても、珈琲を好んだ人に、今日は珈琲の話をしましょうか。

あのね、東京大丸店に京都老舗イノダのカフェが出店したから…

上京の際は行きましょうと娘の誘いがあり、カフェを訪ねましたんですよ。

Photo_5 「アラビアの真珠」」の焙煎は深煎り、

ミルクもお砂糖も入れ、香りよくコク深く、ヨーロピアン。

「コロンビアのエメラルド」はミディアムロースト、ストレートでいただけば、

「コーヒールンバ」の歌が思い出され、

「原曲はコーヒー豆を挽きながらね」と、確か遠い人と話したことがあるような。

緩やかなデザインがほどこされた窓辺のカウンター、窓の外は大都会。

Photo_6 極上のコクある、一杯の珈琲から、

東京プチ散策は始まりましたと、

遠い人にお土産話をしてみました。

そうそう、今は関口宏夫人でいらっしゃいます西田佐知子さんのヒット曲には、

「アカシアの雨がやむとき」の曲もありました。

 アカシアの雨にうたれてこのまま死んでしまいたい~~

歌い出しからせつない歌詞でした。

初夏に黄色の小花咲くアカシア… 丁度今ごろから降る雨なのでしょう。

それにしても少し暗すぎるかしら?

いえいえ、やまない雨はないですもの。雨はいつしか上がりますものね。

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2008年6月 3日 (火)

貴女の歩く道野辺にも

庭の、野萱草が咲きはじめました。のかんぞうですよ。

またの名をわすれ草とも呼ばれます。

萱の字は、忘れること、その意味があるそうです。

一日花なのですよ。今日咲いた花は今日の夕には萎れますが、

翌朝にはすぐさま次の蕾が咲いてくれますのね。

空にどんよりと、厚い雲がかかろうとも、

のかんぞうの咲く庭は明るい色合いとなり、、良い眺めでしたのに。

P53000026月2日のきのうは、とうとう梅雨入りをしてしまいました。

雨に打たれながらも咲いている野萱草を、けなげに思えてしまうのは、

眺めている側の、心の憂さなのかも知れません。

野の花ですから、もともとが風雨にたじろがない強さがあるのでしょうね。

野萱草は憂いを忘れさせてくれそうです。

貴女の歩く道野辺にも咲いてますでしょ。

 そう、ずっと夏まで咲いておりますよ~

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