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2008年7月29日 (火)

或る夏の日のこと

Photo_2 夏の日、

天竜川沿いを北上し、道の駅「花桃の里」に寄りました。

天竜川水系、船明ダムの岸辺にある木造建物の庭には、

インパチェンスの花が置かれてます。この花は開花期間が長く、

よく見かける花ですわね。初夏から秋までを咲き続け、

可憐な花なのに強さがあります。

Photo_5 先を急ぐ身、せっかくの地元特産物も買わずじまい。

国道をさらに北上すれば、

日本国内において年間最高気温を記録することのある、

佐久間の町があります。大きなダムのある地区です。

Photo_3 佐久間ダムよりは下流でありますが、

秋葉ダムも見えて来ました。

此の場所も、車がひた走りしてきた道のりも、

2007年に政令都市へと移行した浜松市の北遠地域です。

Photo_4

広大な山河を突き進む車窓から眺めやれば、

急流を巨大なエネルギーに変える、ダムのすごさとか、

山里とか、里山とか、日々の営みを思うにつけても、

胸に迫り来るものがあります。

「どうかしたの?」と聞かれるほど、

車中の人たちとの会話も途切れがちとなりました。

若いころはこんな思いはしなかった。醒めていた。

多分、人生の先が長いことを信じていたのでしょうね。

どうなることかわかりはしなかったのに。

歳を重ねてきますと、いつの間にか、

森羅万象のすべてが愛しくなりますのよ。

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