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2008年8月11日 (月)

マダム貞奴  一話

八月八日、北京五輪開会式、空中を天女が舞いましたですね。

TVの前でしたが、光・音・演技者・演出、その華やかさに見とれながらも、

「一つの世界、一つの夢」のスローガンが、確かなものとして、

未来へ繋がれてゆくものなのか…  … 物思う夜でもありました。

Photo Photo_2

世界と言えば、明治時代の事、

欧米の社交界で「日本女優」として、

初めて名声を知らしめた「川上貞奴」邸を見学いたしました。

橙色の屋根瓦がまばゆい西洋館風の瀟洒な建物です。

室内は和洋折衷になっております。

名古屋市東区二葉町から現存地へと移築復元されたとのこと、

昔日は「二葉御殿」と呼ばれていたそうです。

創建時の姿を再現しております。

室内から眺めたお庭の百日紅が、わたくしには印象的でした。

灼熱の太陽を撥ね返すよう咲く百日紅、

飛び散るように咲く花姿に、貞奴の姿が重なります。

Photo_3 Photo_4

Photo_5 明治の元勲、伊藤博文とか、

西園寺公望とか、

芸妓であったころの貞奴は、

並々ならぬ殿方の寵愛を受けております。

諸芸に秀でた才能もさること、エキゾチックな風貌に、

抜けるように色白の素肌であり、見事な舞台栄えする姿であったとも、

二葉御殿、邸内を案内してくださる方に聞かせていただきました。

川上音二郎の妻として、欧米の舞台興行に同行した貞奴、

欧米で得た名声、

「マダム貞奴」」としての称賛をほしいがままにした貞奴なのでしたが、

40歳にして、音二郎に先立たれてしまいました。

そしてそれからは、二話へと続きます。長いなぁー、お許しを。

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コメント

二葉御殿、ご一緒しましたね。
ステンドガラスのきれいな事、あの窓が南側と聞き、
貞奴の演出のイキなところに感心しました。

二話、楽しみにしています。

投稿: 茶飲み友達 | 2008年8月11日 (月) 23時21分

昔々、歌手の島倉千代子さんの歌にですね、
「東京だよ、おっかさん」って歌がありました。
二重橋見て記念写真を撮り、おっかさんと歩く。
おっかさんの手をひきながら。

そんな歌を思い出すと「名古屋だよ、おっかさん」と、案内されてるみたいでした(笑) お疲れさまでした!

ステンドグラス、綺麗でしたね~
大正時代建築の洋館にはよく装飾されたらしいですね。
二話は愛とか欲望とか… クラクラしそうですが(汗)
落ち着いて書いてみますわね(汗)

投稿: かもめ | 2008年8月12日 (火) 09時50分

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